前回の続きです。
以下の5段階で各都道府県ごとにJリーグとBリーグのパワーバランスを検証しています。
☆☆☆☆☆ その都道府県内において既にBリーグのクラブのほうが存在感が明らかに強い
☆☆☆☆ その都道府県内において既にBリーグのクラブのほうが存在感が強い、または伸び代を感じる
☆☆☆ 互角、または判定不能
☆☆ その都道府県内においてJリーグのクラブのほうが存在感が強い、または伸び代を感じる
☆ その都道府県内においてJリーグのクラブのほうが存在感が明らかに強い
鳥取県 ☆☆☆
Bクラブなし
ガイナーレの集客はそこまで伸びておらず、互角判定でいいかなと思います。2023年はJ3で上位につけたので、J2昇格が見えてくればもっと盛り上がってくるのかなとは思います。
島根県 ☆☆☆☆☆
Jクラブなし
島根スサノオマジック(B1)
2023年にはJFLに所属していたFC神楽しまねが経営難で解散した反面、島根スサノオマジックは2年連続チャンピオンシップ(ベスト8以上)に進出しており、全国でもトップクラスにバスケのパワーバランスが強い県ですね。
岡山県 ☆☆
ファジアーノ岡山(J2)
トライフープ岡山(B3)
ファジアーノはJ2で、トライフープはB3で上位につけることが多く、昇格を現実的な目標として捉えながらもなかなか決めきれないという状況が続いています。どちらかが昇格したりするとパワーバランスに変化が出るのかもしれませんが、現状は歴史の長さ、所属カテゴリー、集客力で上回るファジアーノ優位ということで。
広島県 ☆☆
サンフレッチェ広島(J1)
広島ドラゴンフライズ(B1)
サンフレッチェサポーターのみならずJリーグファンにとって念願だった広島市街地のスタジアムがついに完成しました。一方でドラゴンフライズも年々成績を上げており2022-23にはチャンピオンシップに進出しました。さすがに現時点ではサンフレッチェのほうが優位にあると思います。
山口県 ☆☆
レノファ山口(J2)
山口パッツファイブ(B3)
ここも順当にカテゴリー通りというか。現時点でレノファに分があるのは間違いないと思います。
香川県 ☆☆☆
香川ファイブアローズ(B3)
どちらもそんなに集客強くないので互角判定で良いかなと。どちらも2部リーグへの在籍経験もあるので、昇降格で情勢は変化するかもしれません。
徳島県 ☆☆
ヴォルティス徳島(J2)
徳島ガンバロウズ(B3)
J1昇格経験があり、大塚製薬が長年支えてきたヴォルティスに分があるのは明らか。ただガンバロウズもB3参入初年度から上位につけており、今後存在感を高めてくるかもしれません。
愛媛県 ☆☆
愛媛FC(J2)
愛媛オレンジバイキングス(B2)
J2復帰を決めた愛媛FC、J3のFC今治と2のJクラブが存在するという事実は大きいですね。どちらもオレンジバイキングスより集客できてます。どこかから大資本が入ったりしない限りは力関係は変わらないでしょう。
高知県 ☆☆☆
Jクラブなし
Bクラブなし
和歌山と同様に空白県。高知の場合はJFLに高知ユナイテッドSCが参加しており、J3昇格を目指しています。バスケのほうは新規参入の話は聞かないので、今後サッカー側に力点が寄っていくのかもしれません。