前回の続きです。
以下の5段階で各都道府県ごとにJリーグとBリーグのパワーバランスを検証しています。
☆☆☆☆☆ その都道府県内において既にBリーグのクラブのほうが存在感が明らかに強い
☆☆☆☆ その都道府県内において既にBリーグのクラブのほうが存在感が強い、または伸び代を感じる
☆☆☆ 互角、または判定不能
☆☆ その都道府県内においてJリーグのクラブのほうが存在感が強い、または伸び代を感じる
☆ その都道府県内においてJリーグのクラブのほうが存在感が明らかに強い
滋賀県 ☆☆☆☆
Jクラブなし
滋賀レイクス(B2)
日本代表の選手がいるレイクスのほうが、JFLで上位につけJ3昇格を目指すレイラック滋賀より存在感があるのは間違いありません。レイクスがB1に居れば☆5判定ですね。
京都府 ☆☆☆
京都サンガF.C.(J1)
京都ハンナリーズ(B1)
互角というか判断保留というか…。サンガもJ2暮らしが長かったですし、ハンナリーズがBプレミアに入れない可能性もあるしで、流動的な情勢に見えます。
大阪府 ☆
大阪エヴェッサ(B1)
大阪エヴェッサのホームアリーナがもっとアクセスのいい場所にあれば将来性を期待して☆2つでもいいかなと思うんですが、舞洲では厳しいなと。ガンバもセレッソも評価の高いスタジアムを本拠地にしているし、J3にはFC大阪もあります。大阪でバスケ>サッカーになる未来は想像し辛いと思います。
兵庫県 ☆☆
ヴィッセル神戸(J1)
神戸ストークス(B2)
2023年J1優勝を果たしたヴィッセルですが、親会社である楽天がモバイル事業で苦戦し、経営にも悪影響を受けています。その余波がヴィッセルに来ないといいですけどね。ストークスは新アリーナの建設が進んでおり伸び代ありと判断して☆2つ評価。
奈良県 ☆☆☆☆
バンビシャス奈良(B2)
現状バンビシャスのほうが集客力があるようなので☆4つ判定で。秋春制云々よりは昇降格で情勢が変動する気がします。
和歌山県 ☆☆☆
Jクラブなし
Bクラブなし
2つだけある空白県のうちの1つ。とはいえ和歌山トライアンズというバスケットボールのクラブがあり、2026年のBリーグ参入を目指し活動・準備しているようです。サッカーのほうは向こう数年でJ3へ、というクラブはなさそうです。トライアンズがクラブ関係者の目論見通りに成長すればバスケ寄りになっていくのでしょう。