前回の続きです。
以下の5段階で各都道府県ごとにJリーグとBリーグのパワーバランスを検証しています。
☆☆☆☆☆ その都道府県内において既にBリーグのクラブのほうが存在感が明らかに強い
☆☆☆☆ その都道府県内において既にBリーグのクラブのほうが存在感が強い、または伸び代を感じる
☆☆☆ 互角、または判定不能
☆☆ その都道府県内においてJリーグのクラブのほうが存在感が強い、または伸び代を感じる
☆ その都道府県内においてJリーグのクラブのほうが存在感が明らかに強い
茨城県 ☆
鹿島アントラーズ(J1)
茨城ロボッツ(B1)
Jリーグ30年間常にトップリーグに在籍し続け、多くのタイトルを獲得してきた鹿島アントラーズが持つアドバンテージはあまりにも大きく、さらにJ2に水戸ホーリーホックがいるので茨城におけるサッカー優勢の状況は今後もまず変わらないでしょう。
栃木県 ☆☆☆☆☆
栃木SC(J2)
宇都宮ブレックス(B1)
J1昇格経験のない栃木SCとB1で優勝経験のあるブレックスとの比較では後者に圧倒的に分があります。ブレックスアリーナはJR宇都宮駅からも歩ける距離で近くにLRTの駅があるのもポイント高いです。
群馬県 ☆☆☆☆☆
ザスパクサツ群馬(J2)
群馬クレインサンダーズ(B1)
栃木同様、J1昇格経験のないザスパクサツ群馬と、B1に在籍し近代的なアリーナを整備したクレインサンダーズとでは後者に圧倒的に分があります。それにしても北関東3県極端だな。
埼玉県 ☆
浦和レッズ(J1)
越谷アルファーズ(B2)
関東で唯一B1クラブがない埼玉県。J1トップクラスの集客力を誇る浦和レッズとの比較となればサッカーの優位性は明らかで、今後もそうそう揺るがないでしょう。
千葉県 ☆☆☆
柏レイソル(J1)
千葉ジェッツ(B1)
レイソルもジェフもJリーグのタイトル争いからは随分とご無沙汰してしまっていますが、千葉ジェッツは安定してB1で上位につけており、さらにアルティーリ千葉が近い将来昇格してくるので、勢いではバスケに分があります。歴史と知名度ではサッカーのほうに分があると思うので互角判定。
東京都 ☆☆☆☆
スタジアム用地確保の問題で、サッカーは23区エリアががら空きになってしまうのが減点ポイント。近年開発が著しい湾岸エリアのアリーナを確保しているバスケのほうが伸び代が大きいと判断します。
神奈川県 ☆☆
河村選手などの影響もあってバスケも集客力を上げてはいますが、それでもマリノス、フロンターレと比較できるレベルにはありません。3部リーグまででサッカーが6クラブ、バスケが4クラブと裾野の広がりでもサッカーが上です。☆1つでもいいかなとも思いましたがB1クラブが2つあることを評価して☆2つとします。