うまく言えないのですが、とにかく読んでほしい1冊です。
今年読んだ本で一番と言っていいと思います。
統合失調症に限らず、何らかの病に突然見舞われたときに起こるさまざまな葛藤やトラブル、諍い…
自分がこうした状況に置かれたらどうあるべきか、ヒントをくれる1冊です。
病の発症が離婚の原因になったりすることもあるような、深刻な事態をもたらしかねない病気なので、事前にこうした著作に触れることで、脳内シミュレーションをすることが、いざというときに役に立つような気もします。(もちろん、そういう状況にならないに越したことはありませんが…)
こうした状況に追い込まれたときに、つい原因を求めがちですが、それはただ悪役を作ることになり、憎しみや分断を生むことになるので、厳に慎まなければなりません。
関係各所との適切な連携、希望を持って気丈に振る舞うこと、そして、適切な医療機関を選ぶこと…本書はあくまで一例に過ぎないといえばその通りなのですが、ここから学べること、気付かされることはとても多いと思います。
とにかくとてもグッとくる作品なので、是非一度お読みください。
映像化されたりしないんですかね?私が知らないだけでされてるんですかね?