いろんな人生があるもんですね。電通の若手社員が過労で自殺したなんてニュースをやってる日に読むと一層味わい深いです。
自分も、私立中学に受かるレベルではないけどもそこそこ勉強できる方として通ってきて、あるところで躓いて現在に至るので、共感する部分もあります。
結果として芸人として何とかなっているので、なんだかんだ持ってるなーとも思いつつ、やはり何らかの要因によって立場を追われたり、居づらくなったり、引きこもりたくなったりするときは誰にでもあり得ることで、「正しく逃げる」というか、「世間的にはアレでも、現状の自分には必要/最善の選択肢を選ぶ」ことに対して堂々とすべきなんだろうなと思わされます。
逆に、上手く行っているときに周りを見下したり、必要以上に取り繕ったりすると、逆風が吹いたときに極めて脆弱になり、転落引きこもりコースに導かれてしまいますから、順調なときこそ謙虚に、それでいて自然に振る舞えるようになりたいですね。
弱っているときに読み返すと特に効く1冊だと思います。常備薬的に書棚や電子書籍アプリの中に入れておきたい本です。