重たい、厳しいことが書いてありそうな感じのタイトルですが、 ソフトな語り口で、1つ1つの章立てが3ページ程度とかなり読みやすく出来上がっています。
この本の使い方としては、全部通読して書かれていることをすべて実践するというよりは、気分が弱っているときに目次を開いてその時の自分に役立ちそうなところをかいつまんで読む、というのが良いと思います。200ページ強の分量で、決して分厚い本ではないですから、全部読むのも大変ではありませんが。
個人的には、最後の第5章に印象的な項目が多かったですね。「起こってしまったことを、現実逃避にならない範囲でいかに自分に都合良く解釈できるか」というのは常に意識するようにしています。