書いてあることはとてもオーソドックス。
びっくりするぐらいオーソドックス。
で、このオーソドックスな本がなぜこれだけ高評価なのかと言えば、それだけ私も含め基本的なことを見失いがちなのと、こうした言葉に重みを持たせられるような生活を著者がしてきたからということでしょう。
文面には時代を感じさせるものも多少はありますが、基本的には今の時代にもそのまま読むことができますが、(だからこその高評価でもあります)個人的には、現代に読むには将来設計がやや楽観的過ぎるかなという気もします。ただ、その楽観さも現代社会に欠けていて、むしろ我々が持つべきものなのかなという気もしました。
悪名高い(?) kindle unlimited対応ですし、そうでなくても500円前後で手に入りますので、書棚に入れておき、人生に迷ったときには読み返すべき1冊だと思います。