読みやすい良著ですわ。
”「手紙」の技術を知るということは、相手への気遣いやサービスを学ぶということでもあります。"
”相手に読ませる前に、どれだけ修正してもよい” (以上本著より引用)
手紙を書く機会がなくても、(私もない)メールその他文章によるコミュニケーション、
あるいはプレゼンなどの類においても、非常に有効な本になるはずです。
テーマ別に ①悪い例文→②文献から引用した参考例文→③1の改善例文
という構造になっていて、それぞれに解説がついて、各章の締めに箇条書きで
ポイントがまとめられてるのですが、これが良くまとまってます。
大事な文章とか資料とか作るときには、このポイントだけでも改めておさらいしたほうがいいと思います。
もっと手紙とか文章術みたいなのを学びたい方は、
上記②の文の引用元になっている本をさらに読み進めていくと良いと思います。
下記にいくつか紹介しておきたいと思います。