未来型国家エストニアの挑戦 電子政府がひらく世界 (NextPublishing)
- 作者: ラウルアリキヴィ,前田陽二
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
一言で言うと、スゲー。ただそれに尽きる。
20世紀の世に、「21世紀はこうなる!」みたいな感じで描かれてそうな、
そのまんまのイメージ。
日本でこれをやろうとしても、まず無理でしょう。
人口多すぎ、平均年齢高すぎ、ITリテラシー低すぎ、その他変えなきゃいけない制度・慣習が多すぎます。
それこそ、エストニアにおけるソ連崩壊ぐらいの国家的大変革がないと無理な気がします。
どっかの地域で特区みたいなカタチでやってみるというのが関の山な気がしますが、
世界規模で見たときにエストニアがその”特区”なのでしょう。
友好国にあるサーバーにデータをバックアップしたり、
エストニアでうまくいっている仕組みを他の国に広めて行ったり、
より安全に、より国際的に運用していくためのステップを進めているようです。
世の中色々変わっていきますから、国際的にもこれが当たり前になる日が来るんでしょうかね?