なんだよ、十分天才じゃねーかと。
オードリー若林のあとがきにもそんなようなことが書かれていますが同感でした。
他の分野にはもちろん、笑いの世界にも彼以上の天才はいると思いますが、
少なくとも、ネタのほとんどを自分で作り、なんやかんやありながらも結局売れ、
現在の地位を築いているわけで、十分才覚があったと思いますね。
もちろん、努力や苦悩みたいなものは本書を読めば分かるわけで、
大変だったろうとも思いますが、かつての相方たちのように、
それを乗り越えられない人のほうが実際にははるかに多いわけで。
自叙伝的な内容なので、山ちゃんに対する理解が深まったり見る目が変わったりする方もいると思います。
そして、それは間違いなくいい方に変わると思います。