ここ静岡では今日、毎年春の風物詩、静岡まつりが開催されております。
一方、静岡の秋の風物詩、大道芸ワールドカップin静岡では色々と問題が発生し、炎上しちゃってるらしいです。
何が起こっているかは、以下のリンクを参照してください。ボリュームのある文章ばかりですが...
【大道芸ワールドカップin静岡ノーギャラ問題まとめ】... - Barbara Murata / バーバラ村田 | Facebook
FUNNY BONES ほねほねブログ: 大道芸ワールドカップin静岡ノーギャラ問題の件
大道芸ワールドカップin静岡 ノーギャラ問題に関する私見 | Syanの気儘ブログ
大道芸人の出演料というのは、当方よく分からないのですが、雨など、演者さんの落ち度によらない理由でパフォーマンスや投げ銭回収ができない状況に対する補償も必要だろうし、ある程度支払われるのは妥当だろうなあという気がしています。
現状、例年をはるかに下回る数の応募しかないらしく、このままではヤバそうなんですが、じゃあどうしたらいいんでしょうね、ってことで色々考えてみた。当方この業界に詳しいわけでもなければイベントの運営のノウハウがあるわけでもないので、「※個人の感想です」とか「ぼくがかんがえたさいきょうの〜」みたいな感じで受け取って貰えればと思います。
対策その１：実行委員長、プロデューサーの辞任、解任。
本件は、例年なら出演者の約8割、応募者の約95%を占める日本の演者さんとの信頼関係を破壊してしまった運営上層部の責任問題に発展するのは避けられないでしょう。
上のリンク以外にも演者さんの書き込みを見るのですが、「こんな奴らが運営するイベントなんか出るかボケ」的な空気を感じるんですよね(少なくとも私は)。とは言え適切な後任を見つけないと意味がないので、せめて来年の大会は新しい実行委員長、新しいプロデューサーのもとで準備される状況を作れないとこのイベントの未来は暗いと思います。
（4/13 追記：海外からの応募結構多いんですね...
オン部門アーティスト募集についてご報告::大道芸ワールドカップin静岡 ニュース
国内の演者さんの中にはどうせ受からないから応募しない、みたいな人がいると聞いたことがありますが、普段応募しない人が応募したのが昨年比で増えた要因でしょうか...）
対策その２：コンペティションの廃止
演者さんから聞かれる大道芸ワールドカップへの怨嗟の声で多いのが、部門ごとの格差問題。海外から来る演者さんをこれだけの規模で集めている大道芸イベントは国内にないようなので、それが静岡の特徴と言えるでしょうから、ある程度海外勢がクローズアップされるのは個人的には分かります。ただ、このあたりの問題が日本の演者さんのフラストレーションを高めてしまっており、今回の炎上の一端になってしまった感じがします。
かと言って国内組と海外組を同じコンペティションに組み込むとなると、国内組のアドバンテージが大きいと思います。日本語MCができる、国内の他のイベントで会いに行ける、インターネット等で直接交流もできる、など、心理的な距離感も違いますしね。ただそれをやってしまうと海外勢の参加が少なくなり、国内の他の大道芸イベントと変わらなくなってしまう...
であればいっそのことコンペティションごと廃止しちゃえばいいんじゃないでしょうか。海外勢も全員が参加しているわけでもないんだし、もしかしたら海外勢の間でもモヤモヤするものがあったりするのかもしれません。イベントの名前も例えば”大道芸EXPO”とかにすれば問題ないと思います。
昨年度実績でワールドカップチャンピオン200万円、シルバー賞50万円、ブロンズ賞30万円、実行委員会特別賞10万円、ジャパンカップチャンピオン10万円、合計で300万円が賞金として予算が取られているわけで、仮に100組出場するとしたら3万円ずつギャラ上げてやったらええやんかと。あるいはフリンジ部門の待遇改善に回してやったらええやんかと。
大体、誰が優勝したとか気にしてる人って、来場者数に占める割合で言ったらそんなに高くないと思うんですよね（演者さんたちには重要なことなんかな？）。お目当ての人を見に行って満足とか、たまたま通りがかりに見たとかいう人達が大多数だと思うんですよね。危なっかしいパフォーマンスと笑えるパフォーマンスとでどっちが上かなんて、そんなん見る人の趣味の問題でしかないですやん。
対策その３：皆さんで考えてください。
思ったことを無邪気に書き連ねたら長くなりすぎました。個人的にはもう十分書いたので、あとは皆さんで思うことを付け加えたりしてください。
