もうみんな大人なんだから、頑張ってれば結果は出る、みたいな呑気なことを言うのは止めて、賢く、適切な立ち居振る舞いが出世や自分が求める結果を出すのに必要だということを認識しましょうよ、というお話ですね。
個人的に一番印象に残ったのは、「周囲が自分に対していい印象を持っていない環境からは早く離れて、新しいところで頑張ったほうがいい」という趣旨の記述ですね。損切りが大事ってことです。いじめられてる子がクラスの中でポジティブな存在感を持つ存在に変われるのは物語の中の話で、なかなかないことだからこそ物語になるのです。逆に、高校デビューとか大学デビューとか言ったりしますが、環境が変わるからこそ輝ける環境を見つけることができる、という側面もありますよね。「置かれた場所で咲きなさい」なんてことを言う人もいるようですが、我々人間は基本的に動けるわけですから、やはりより良い環境を求めて動くべきだと思いますよ。
で、どう動くべきなのか、というのが解説されているわけです。人脈形成だとか評判を高めることであるとか。凄い実例も出てくるので書かれている内容には取り入れられるところとそうでないところとあると思うのですが、できる範囲でやっていったら自分の環境を変えられるかな?と思いました。