とても読みやすく、頭に入ってきやすい本ですね。
訳文ではなく、著者の解釈を示した本ですから、その点を踏まえてお求めいただき、
お読みいただければ、かなり役立つ1冊になるはずです。
本に限らず、文章を書くときには、やはりタイトルや見出しの付け方が非常に重要ですが、この本はその点も非常に良く出来ていると思います。原書が名著中の名著ですから、そこから適切に要点を抜粋すればそれなりのものにはなるはずですが。「”敵”とはあなたが新しく始めることである」とか、「ネガティブインパクトのみが人を動かす」とか、個人的にもかなり刺さる言葉がいくつもありました。定期的に読み返したいと思う1冊ですし、しっかりとした訳文もちゃんと読んでおきたいと思います。