iPhone7も発表されたことですし、
Apple社の最大の資産であるSteve Jobs氏のお話でも。
シンプルに、と言うのは簡単ですが、
「余計なものを削ぎ落とす」というとカッコいいですが、
「余計なもの」とされ削ぎ落とされた/されそうな
人、モノ、組織などをどう処遇するかってとこで
普通はドン詰まるものです...
だから、スゲー簡単なことを言っているようで、
スゲー難しいことをやってる。
これが、Steve Jobsが崇拝される理由の一つですね。
持つべきものは明確なコンセプトと権力、ってことに尽きるのですが(爆)
「プロジェクトの成果の質は、そこにかかわる人間の多さに反比例する」
「プロジェクトの成果の質は、最終的な意思決定者がかかわる程度に比例する」
「プロセスが王様のときに、アイデアは決して王様になれない。
プロセスの段階を増やせば増やすほど、完成品の質が悪くなる」
「焦点を合わせるということは、そこにある他の100のアイデアにNoを言うことも
意味する。選ぶのは慎重にしなければならない。」
「複雑になることは簡単だ。一方で、シンプルになるのはかなり骨の折れる作業だ」
とか、覚えておいて必要に応じて役立てたいフレーズがいくつも出てきます。
自分が主導権を取れる立場にないことも多いですが、
”この組織から逃げるべきかどうか”の判断材料にはなりそうです(苦笑)
Jobsの死からもうすぐ5年。
「あの頃のApple」を懐かしむにはいいタイミングじゃないでしょうか。
2012年に書かれた本ではありますが、今読んでも決して内容が古びてないですし。
(Apple Watchがスベってることもあって同社のラインナップが代わり映えしてないしw)
JobsとAppleの一番いい時代を振り返るには必読の書なんじゃないでしょうか