まあね、「小説」だし、もちろん「フィクション」なんだろうけどねー
やっぱり新聞社って893なんやなー、というのがまず感想として出てきますよね。
文中には小指の短い人とか出て来るしなあ。
押し紙とかの問題は有名だし、社会の変化とか考えたときに
ある程度しゃーないという側面はあるのかもしれないけど、
明らかに度を超えてるしなあ...
手口が完全にその筋の人達のそれだもんな...
以前、中部地方にある某プロ野球球団の応援団の構成員が問題になったことが
ありましたが、こういうところから繋がっていくんだなと、妙に納得しましたね。
別の地域にある、新聞社が親会社になっている球団の監督だった人が
その筋の人から1億ゆすられたとか、その球団をはじめとする野球賭博問題とか、
あーこういうことなのかー、と自分の中で勝手に点と点を繋げてしまいましたね。
昔一人暮らししたときに、勧誘攻勢で実質0円(笑)で某新聞を購読したっけなーw
おかげで洗濯洗剤には困らんかったなー懐かしいなーなんてことも
思い出させてくれる本です。
最後に取って付けて言うわけじゃないですが、読み物としては面白いですよ。
各登場人物もそれぞれキャラが立ってて良いです。
まあでもそれ以上に新聞業界のクソっぷりを再確認させられて、
今後二度と自分の意志で新聞を買うことはないだろうなーと改めて感じましたね。
あっ、これフィクションだったんすよねー、いっけねー()